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事故車でも高く売れるのはどんなケース?条件や交渉のコツ
事故で愛車の価値が下がると諦めていませんか?
実は事故車でも、条件や売り方次第で高く売れる可能性があります。
今回は事故車でも高く売れる車の条件から、査定で損をしない交渉のコツまでをご紹介します。
事故車でも価値が残りやすい車の条件
すべての事故車が同じように価値を失うわけではありません。
事故によるダメージの程度はもちろんですが、その車が持つ「元々の価値」が査定額を大きく左右します。
ここでは、事故を起こしてしまっても比較的高い価値が残りやすい車の条件を見ていきましょう。
人気の車種やモデル
市場で需要が高い人気車種は、事故車であっても高値が付きやすい傾向にあります。
特に、トヨタのアルファードやランドクルーザーのような高級ミニバン・SUV、プリウスなどのハイブリッド車、ホンダのN-BOXのような軽自動車は、中古車市場での人気が非常に高いため、多少のダメージがあっても買い手が見つかりやすいのです。
また、これらの車は海外でも人気が高く、部品の需要も豊富です。
そのため、国内での再販が難しい状態でも、パーツ取り用の車両として価値が見出され、買取業者が積極的に値段を付けてくれます。
修理の範囲が限定的
事故車と一括りにされがちですが、ダメージの深刻度には大きな差があります。
車の骨格部分(フレームやピラーなど)に損傷がなく、ボルトで固定されているドアやバンパー、フェンダーなどの交換・修理で済む場合は、査定額への影響は比較的小さく済みます。
一方で、骨格部分を修理・交換した「修復歴車」に該当すると、車の安全性や走行性能への信頼性が低下するため、査定額は大幅に下がる傾向があります。
ダメージが外側のパーツに限定されているかどうかが、大きな分かれ目になるといえるでしょう。
年式が新しく、走行距離が短い
車の基本的な価値を決定づける年式と走行距離も重要な要素です。
年式が新しく、走行距離が短い車は、それだけで中古車としての基本価値が高く評価されます。
たとえ事故によるダメージがあったとしても、そのマイナス分を補って余りある価値が残っているケースは少なくありません。
買取業者から見ても、修理すれば十分に商品価値のある「優良な在庫」と判断されやすいため、高額査定が期待できるのです。
事故車を少しでも高く売るための方法
事故車の価値を最大限に引き出すためには、売り方にも工夫が必要です。
ここでは、誰でも実践できる3つの具体的な方法をご紹介します。
修理せずにそのまま査定に出す
「少しでも綺麗に見せるために、傷やへこみを直してから査定に出した方が良いのでは?」と考えるかもしれません。
しかし、これは多くの場合、逆効果になります。
自分で修理に出すと、その費用が査定額のアップ分を上回ってしまい、結果的に損をしてしまうケースがほとんどです。
買取業者は自社工場や提携工場で安価に修理できるノウハウを持っているため、個人が支払う修理代よりも、査定時に引かれる減額分の方が小さく済むのです。
下手に手を加えず、ありのままの状態で査定を依頼するのが賢明です。
複数の買取業者に査定を依頼する
事故車の査定額は、買取業者によって大きく異なります。
ある業者ではほとんど値段が付かなかった車が、別の業者では数十万円の価値が付くということも珍しくありません。
これは、業者ごとに得意な車種や販売ルート(国内再販、海外輸出、部品販売など)が違うためです。
そのため、必ず複数の業者に査定を依頼し、見積もりを比較検討することが鉄則です。
最近では、インターネットで簡単に利用できる一括査定サイトなどを活用するのも効率的でしょう。
事故車専門の買取業者を選ぶ
最も重要なポイントが、事故車や廃車の買取を専門とする業者に相談することです。
一般的な中古車買取店は、買い取った車を国内で再販することを主な目的としているため、事故車に対しては低い査定額しか提示できない傾向があります。
一方、事故車専門の買取業者は、独自の修理技術や、海外への輸出、使える部品の再利用といった多様な販売網を持っています。
彼らは、一般的な店舗では価値がないと判断されるような車でも、利益を生み出す方法を知っているプロフェッショナルです。
そのため、より高い価格での買取が期待できるのです。
査定で損をしないための交渉のコツ
査定士とのやり取りも、最終的な買取価格を左右する重要な場面です。
少しの心がけで、不利な条件での売却を避けることができます。
事故の状況を正確に伝える
査定の際には、事故の状況や修理歴について正直に、かつ正確に伝えることが大切です。
隠そうとしても、プロの査定士が見ればどこにダメージがあるかは分かってしまいます。
不誠実な印象を与えてしまうと、かえって査定額を厳しく見積もられる可能性があります。
いつ、どこを、どのように損傷したのかを正直に伝えることで、査定士との信頼関係を築き、スムーズな交渉につなげましょう。
希望売却額を安易に伝えない
査定士から「いくらくらいで売りたいですか?」と聞かれることがありますが、具体的な希望額をこちらから先に提示するのは得策ではありません。
もし相場より低い金額を言ってしまうと、その金額が基準となり、本来ならもっと高く売れたはずのチャンスを逃してしまいます。
「車の価値に見合った、できるだけ高い金額でお願いしたいです」といった形で、相手の提示額を待つ姿勢が重要です。
まとめ
事故車だからといって、その価値を諦める必要はまったくありません。
人気車種であったり、ダメージが軽微であったりすれば、十分に価値は残ります。
そして、売却時には「修理せずそのまま」「複数の専門業者に依頼する」というセオリーを守ることが、高価買取への近道です。
事故のショックから立ち直り、次のカーライフへ前向きに進むためにも、本記事で紹介した条件やコツを参考に、あなたの大切な愛車を少しでも高く売却してください。